予防歯科

虫歯・歯周病を防ぐために

虫歯や歯周病は、罹患するメカニズムがわかっているので予防が可能な病気です。基本は自分で行うブラッシング。しかし、「毎日ちゃんとブラッシングしているのに虫歯になってしまった……」そんな声が聞こえてきます。それは、きちんとみがいているつもりでも汚れが残っているからだと考えられます。お口のトラブル予防のために、毎日のセルフケアに加えてほしいのが、定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアです。

江戸川区船堀の歯医者「うめむら歯科医院」では予防歯科に力を入れ、定期検診の受診をおすすめしています。口腔ケアの専門家である歯科衛生士が歯科医師と連携し、あなたのお口の健康をサポートします。

痛くならないように歯医者に行きましょう

日本臨床歯周病学会認定衛生士による予防歯科

日本臨床歯周病学会認定衛生士による予防歯科

「うめむら歯科医院では日本臨床歯周病学会の認定衛生士による予防歯科治療を行っています。
認定衛生士とは3年以上歯周治療に携わる、研修会に参加する、歯周病の症状改善に貢献する、など様々な実績を積むことで認定される資格となります。
正しい知識、実績を持った衛生士が日頃から皆様のお口の健康を保つサポートをさせて頂いております。」

歯科医院に治療に行くと……

歯科医院に治療に行くと……

歯科医院は「歯が痛くなってから行くところ」と思っていませんか? それはお口のトラブルを治療するということ。つまり、虫歯や歯周病によってお口の健康が損なわれてしまったうえに、治療でも少なからずダメージを与えてしまうことになります。もちろん治療をしなければ、どんどん悪化してしまいますので、早期発見・早期治療が大切です。しかし、ここでさらに覚えていただきたいことは、治療によって病気の進行を止めることはできますが、元の健康な天然歯には戻すことはできないということです。

歯科医院に予防に行くと……

歯科医院に予防に行くと……

歯科医院を「病気にかからないように行くところ」という考え方に変えてみましょう。痛くなる前に定期検診を活用して歯科医院で歯のクリーニングを受けていれば、お口のトラブル予防につながります。またもしすでに病気にかかっていたとしても、自覚症状が出る前の初期段階ですので、早期発見・早期治療につながり、治療も比較的かんたんに済み、患者さんの負担も少なくなります。

虫歯や歯周病は再発しやすい病気です。せっかく治療しても、また病気になってしまうと、お口の健康が損なわれ、歯へのダメージが大きくなってしまいます。そのくり返しにより歯を失うことにもつながるのです。お口の健康を保つためには、治療後のメインテナンスが大切です。定期検診を活用して、いつまでも自分の歯で生活できるようにしませんか?

日本と海外の予防意識の違い

日本と海外の予防意識の違い

日本は歯科予防の意識が低いため、定期検診を受けている方の割合は高くありません。しかし歯科先進国といわれるスウェーデンや米国は、定期検診を受ける割合がそれぞれ約9割、約8割だといわれています。80歳での残存歯をくらべると、スウェーデンは約20本なのに対し、日本は約14本(2011年の厚生労働省「歯科疾患実態調査」)しかありません。

永久歯は親しらずを除き28本あり、そのうち20本が残っていると咀嚼(そしゃく)や発音などの生活にほとんど支障がないといわれています。つまり、スウェーデンの80歳の方が生活の質を高く保ったままの生活ができている一方、日本の80歳の方は入れ歯などを使用する生活を強いられているといえるのです。いつまでの自分の歯で過ごせるように定期検診をおすすめします。

担当医、担当衛生士制

担当医、担当衛生士制

予防のためのさまざまな処置は歯科医師の指導のもと、おもに歯科衛生士が行います。歯科衛生士は口腔ケアのプロフェッショナルです。当院は担当医、担当衛生士制ですので、いつも同じ歯科衛生士が患者さんのお口をケアしますので、お口のちょっとした変化も見逃さずに済みます。また慣れ親しんだ医師、歯科衛生士に検診を受けていれば、コミュニケーションも取りやすく、リラックスして口腔ケアが受けられます。

お口のトラブル予防のメリット

お口の健康維持 早期発見・早期治療
定期検診を受けて痛みが出る前にお口チェックをすると、虫歯や歯周病になりかけているお口の環境を整えることができます。 痛みなどの自覚症状が現れる前にお口のチェックを受けると、もし発症していたとしても早期発見・早期治療につながります。
医療費削減 痛い思いをしない
病気になってしまうと治療のための費用がかかります。しかし定期検診なら年に数回の検診代だけで済みます。 定期検診は痛みをともないません。病気にかかりにくくなるので、病気の痛みも治療の痛みもかからないのです。

予防歯科メニュー

定期検診

定期検診

定期的に、お口の中を総合的にチェックして、虫歯や歯周病の有無や口腔内の変化などの確認を行ったうえ、歯のクリーニングも行います。検診の結果をふまえて患者さん一人ひとりに合ったメインテナンスプランを作成し、次の検診時期などのご提案をします。

POC

PMTC

プロフェッショナルオーラルケアの一環としてメカニカルトゥースクリーニングを行っております。毎日のセルフケアでは落としきれない歯と歯の間や歯と歯ぐきの溝の汚れを徹底的に除去します。軽度の色素沈着を落とすこともでき、口臭予防にもつながります。

TBI

TBI

トゥース・ブラッシング・インストラクションの略で、専門家によるブラッシング指導です。患者さんのお口の状態に合わせて歯の汚れを効果的に落とすことができるような歯のみがき方などをアドバイスします。プラーク(歯垢)のたまらない健康なお口をサポートします。

フッ素塗布

フッ素塗布

フッ素には歯質を強化し、歯の「再石灰化」を促す効果が期待できます。そのフッ素を歯の表面に塗布して虫歯を予防します。フッ素には細菌の繁殖を抑制するはたらきがあるので、定期的なフッ素塗布が有効です。とくにやわらかい乳歯や生えたての永久歯の虫歯予防におすすめです。

生活習慣の指導

生活習慣の指導

虫歯や歯周病は生活習慣病のひとつと考えられています。細菌感染が直接の原因ですので、全身の抵抗力が低下すると発症・進行しやすくなるのです。食事の仕方や内容、睡眠時間や飲酒・喫煙の習慣をお伺いして、必要に応じて、改善のためのアドバイスをいたします。

禁煙指導

禁煙指導

喫煙のリスクというと呼吸器官や肺疾患にばかり注目してしまいますが、実は歯周病にとってもよくない習慣です。喫煙者は非喫煙者に比べて2~9倍も歯周病にかかる恐れがあるというデータがあります。逆に言えば喫煙者は禁煙することで、歯周病になるリスクが下がるだけでなく、現在歯周病治療を行っている方は治癒スピードのアップも期待できるのです。
当院では、喫煙者の方の歯周病治療の一環として、できれば禁煙を取り入れていただくことをおすすめしています。もちろん禁煙を無理なく始められるように、一人ひとりに最適な禁煙計画をアドバイス。本気で歯周病治療に取り組みたいという方を全力でサポートします。ぜひ、一度ご相談ください。

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